とにかく揃える道具が多いのがフカセ釣りの大変なところ。
「他のサイトを見てみたけど、細かな道具の説明が書かれていない・・・」
「現地で困らないように道具は完璧にそろえておきたい!」
そんな方のために、この記事では、「竿・リール・仕掛け」以外の、フカセ釣りをする上で必要になる道具を全て紹介していきます。
フカセ釣りに必須の道具一覧
揃えなければいけない道具の数が多いので、まずは一覧表にしました。
ざっと15点あります。ぼくがいつも防波堤で釣りをするときの装備品です。
これだけ揃えるのは一苦労ですが、あと一息頑張りましょう。
このあと各道具の詳細と、おすすめ商品もしっかり紹介していきますので、いちいち悩みたくない方は同じものを購入していただければ間違いはないです。
各道具の詳細はこのあとの記事で解説していきます。
道具名(順不同です) | 簡単な説明 |
---|---|
ロッドケース | 竿、タモ、ヒシャクなどを収納するケース |
フローティングベスト | 救命胴衣。ポケット付きなので仕掛けなどは全て収納できる |
スパイクシューズ | 靴底に滑り止めのスパイク(鋲)が打ち込まれた靴 |
バッカン | マキエの入れ物 |
ヒシャク | マキエを撒く道具 |
ヒシャク入れ | ヒシャクを立てかける道具 |
タモ網 | 釣った魚を取り込む網 |
タモの柄 | タモ網に付ける柄の部分 |
スコップ | マキエ作りに使う |
プライヤー | ラインを切る、ガン玉を潰す、魚からハリを外す道具 |
ピンオンリール | プライヤーに付ける |
ナイフ | 集魚剤の袋を切る、魚を締めるときなどに使う |
パーツケース | ガン玉、からまん棒、ハリを収納するケース |
ストリンガー | 釣った魚を一時的に活かしておくための道具 |
水くみバケツ | マキエ作り、手を洗う、締めた魚の血抜きなどで使う |
サングラス | 目の保護、ラインの視認性を高める |
クーラーボックス | 飲食物の保管、魚の保管 |
グローブ | 手の保護 |
各道具の詳細とおすすめ商品を一挙に解説します!
この記事で紹介するおすすめ商品は、
- 僕が過去に(現在も)使ったことがある
物のなかから厳選したものをご紹介します。
過去に買った商品のなかには、
「せっかく買ったけどこれはちょっとなぁ・・・」というものもあり、悔しい思いも経験しました。
そんな中から「これはイイネ!」と思った商品をご紹介しますので、失敗したくない方は、素直に同じものを購入していただければと思います。
もちろん自分好みで選んだって構いません。色々な商品を比較しながら道具を選ぶ時間もまた、釣りの醍醐味ですからね!
値段もピンキリなので、もっと予算を抑えたい方は、ここで予算を浮かしましょう!
正直ちょっと初心者が最初に手を出すには高額なものも含まれていますので・・・。
前置きが長くなりましたが、それでは解説してきます。
ロッドケース
この中に、竿、リール、タモ網、タモの柄、ヒシャクなどを収納します。
サイズは全高135cm程度のものを選びましょう。
サイドポケットは、タモ網とヒシャクを入れるので、大きいほうが良いです。
安いケースのなかには、ケース自体の剛性が無くフニャフニャしているものがあるので注意。
おすすめ商品↓
シマノ ロッドケースXT サイズ135
フローティングベスト
フローティングベスト(救命胴衣)の着用は釣人の必須マナーです。
というか、ポケットの中に仕掛け類を全て収納しますので、これを忘れたら完全アウトです。泣きながら帰ってください。
おすすめ商品↓
ウォーターロックス スタンダードライフベスト
スパイクシューズ
フェルト付きのタイプと、フェルト無しのタイプがあります。
防波堤や、乾いたテトラ上で釣りをする分には、フェルト無しタイプが良いです。
磯場などは非常に滑りやすい場所もあるので、フェルト付きの方が安心です。
おすすめ商品↓
阪神素地 スパイクシューズ ハイカットモデル
バッカン
この中にコマセを入れます。移動の際は道具入れとしても使います。
サイズは40センチ以上のものを選びましょう。
ヒシャクで掬ったコマセは、バッカンの壁に押し付けて固めてから投げます。
値段の安いものは柔らかくて使いにくいので注意。
おすすめ商品↓
ダイワ トーナメント ハードバッカン FH40(C)
ヒシャク
僕は少量を数打ちたいタイプなので、カップ容量は小さめが好きです。
商品によって長さも数種類ありますが、使う人の身長によって選ぶべき長さが違います。(自然に手を下げた位置で握りに届く長さがちょうど良い)
ちなみに身長約168センチのぼくで、75センチ程度のヒシャクがちょうど良いです。
おすすめ商品↓
マックフロートマスターⅢチタン 75Sハード
ヒシャク入れ
汚れが落ちやすいハードプラスチック製が良いです。
おすすめ商品↓
ダイワ ハードヒシャクホルダー
スコップ(マゼラー)
タモ網
直径は45センチ程度で、円形のものが良いです。
おすすめ商品↓
ダイワ 磯玉枠 網付き
タモの柄
メインの釣り場の高さに合わせた長さを選んでください(迷ったら長めを選ぶこと)。
ちなみに僕は6メートルのものを使っていますが、大抵の釣り場をカバーできます。
あまり安いものだと、しなって使いづらいです。
カーボン比率90%以上のものを選びましょう。
おすすめ商品↓
プロックス 磯玉ノ柄剛剣リミテッドSE 6メートル
プライヤー
歯で噛んでガン玉を潰すのが嫌なので、プライヤーを使っています。
ラインカッター、針外しも兼用できます。
おすすめ商品↓
PEカットライトプライヤー(PX8282)
ピンオンリール
ナイフ
魚を締める、袋を切るなどで使います。
ある程度刃のしっかりしたものなら(締める時に力を込めるため)なんでも良いです。
フィッシングナイフと呼ばれるものなら大丈夫だと思います。
錆びないように使用後はしっかり真水で洗いましょう。
おすすめ商品↓
G.サカイ サビナイフ2
サビナイフは、値段はそれなりにしますが、文字通り本当に錆びにくいので愛用しています。
パーツケース
ガン玉、ハリ、からまん棒を収納します。
フローティングベストのポケットに収まる大きさならなんでも良いです。
おすすめ商品↓
メイホウ FB-4
メイホウ FB-12
僕の場合は、
FB-4にハリとからまん棒を、
FB-12の小さいスペースにガン玉の5号・3号・1号を、
FB-12の大きいスペースに使用済みのガン玉などを一時的に保管して使っています。
ストリンガー
釣った魚を一時的に海中で活かしておく道具です。
魚の口からエラ蓋にかけて金具を通して使います。
これはもう本当になんでも良いです。
ウツボがいるような海域だと、海中でそのまま食べられてしまいますので、その際は「スカリ」を使います。
水くみバケツ
フカセ釣りをしていると水くみをする場面がとても多いです。
マキエ作り、手を洗う、魚の血抜き、道具を洗うなど。
バケツにオモリが内蔵されている商品が良いです。
オモリが無いと水面にプカプカ浮いてしまい、水が汲みづらいです。
サイズは20センチ前後のものがちょうど良いです。
おすすめ商品↓
シマノ 水汲みバッカン
サングラス
サングラスは超重要。個人的にはサングラス無しで釣りをするのは無理だと思っています。
水面のギラツキで目がヤラれる、ウキが見えない、ラインが見えない、海中の様子がわからない・・・。
ただのサングラスではなく、必ず「偏光サングラス」を買ってください。
レンズカラーはブラウン系がおすすめです。
おすすめ商品↓
JINS
ぼくは視力が悪いので、度付偏光サングラスを使っています。
JINSの度付偏光サングラスは、安くてフレームの種類も豊富で、性能もしっかりしているのでおすすめです!
クーラーボックス
クーラーボックスは値段と保冷力が比例します。
高価なものは保冷力も高くなりますが、重量も重くなります。
案外奥が深いのがクーラーボックスの世界です。
最低限釣具メーカーから販売されているものを選びましょう。釣りでの使い勝手を考えて作られていますからね。
おすすめ商品↓
シマノ フィクセル ベイシス17リットル
グローブ
手の怪我防止、疲労軽減効果があります。
特に磯場で釣りをする時は、転倒すると悲惨な怪我をしますので、必ず着用してください。
5本指空いているタイプと、3本指だけ空いているタイプとありますが、これはお好みで良いです。
服装やその他の小物についてもちょこっと
ここまで釣り道具について解説してきましたが、
「どんな服装で行けばいいの?」
「ほかに必要なアイテムはある?」
と思っている方もいると思ったので、簡単に触れておきます。
服装について
結論からいうと、服装は全部ワークマンで揃います。ぼくも基本上下ワークマンです。ワークマン最高。
安くて機能性の高いウェアが豊富にあるので、はじめから映えを気にして、あえて高い釣具メーカーの服を買う必要はありません。
- 吸水速乾機能付き
- パンツは伸縮性が高いものを
- UVカット機能付き
- 真夏でも長袖&長ズボン
- レインウェアは上下分かれているものを
- 帽子は風対策でストラップを付けると良い
ワークマンに、フィールドコア、ファインドアウト、イージスと呼ばれるラインナップがありますので、
そのなかから気に入ったものを選べば間違いありません。
小物について
それこそ人それぞれですが、ぼくが普段必ず持っていくものをリストにしました。
- 日焼け止め
- フェイスタオル(3枚程度、捨ててもいいもの)
- 虫避けスプレー
- 虫刺されの薬
- 帰りの着替え
- ウェットティッシュ
- 保険証
財布とスマホは言わずもがな。笑
虫除けスプレーは服の上から全身に振りかけるくらいの勢いで撒いたほうがいいです。
海辺に多く生息している、ヌカカと呼ばれる虫には要注意です。
万が一刺されてしまったら、なるべく早くステロイド系の塗り薬を、治るまでしっかり塗ったほうがいいです(経験上)。
保険証に関しては、釣りの最中に思わぬ事故にあい、病院送りになる危険があるからです。
釣り中の怪我で、過去に2人病院に連れて行ったことがあります。
休日釣行の場合は、事前に休日でも開いている近くの病院をリサーチしておくのもおすすめです。
まとめ
今回はフカセ釣りの釣り道具のなかでもいちばんのメインになる「竿・リール・仕掛け」を除いたものを、すべて解説しました。
こういう小道具的なものの情報が、ある意味いちばん知りたい情報だったりしますよね。
フカセ釣りは、他の釣りに比べて揃える道具が多く、準備に時間がかかる釣りです。
でもその分、道具や服装を自分流のスタイルに改良していけることもフカセ釣りの醍醐味でもあります。
今回紹介した道具を参考に、ぜひフカセ釣りを楽しんでください!
ちなみに、冒頭で紹介した過去記事もあわせて読んでもらえれば、フカセ釣りに必要な釣り道具はすべてわかるようになっていますのでそちらもあわせてどうぞ。
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