フカセ釣り初心者にとって、最初に購入する竿の選び方って迷うことばかりだと思います。
値段も実売価格で1万円を切る価格の物から、高いものでは10万円を超えるような物まであります。
同じ銘柄の竿であっても長さや硬さなどの違いがあり、購入するうえで選択するハードルが案外高いのです。
しかしご安心ください。この記事を読んでいただければ、基本的な竿の選び方がわかりますし、僕の経験上「まずはこれを選べば間違いなし!」の厳選した1本を紹介いたします。
- 竿についての基礎知識がわかる!
- 竿選びで失敗したくない初心者にオススメの竿がわかる!
釣り竿の基礎知識と最初の一本にオススメのスペック
釣り竿の基礎知識(最初の一本にオススメのスペック)
各メーカーから様々な釣り竿がラインナップされていますが、基本的に初心者が最初に見るべきポイントはひとつです。
それは何かというと「竿の号数」と「竿の長さ」です。
左の画像の赤丸部分に注目!
IMPRESSA=商品名
1.5=竿の号数
53=竿の長さ
ほとんどの竿にこのような記載があるよ!
上の画像の例では【1.5−53】の部分です。ちなみに「いってんごのごーさん」と読みます。
一般的にどこのメーカーの竿にも商品名の後ろにこのような2つの数字が記載されています。
では、この数字が何を意味するのかお伝えしていきますね。
竿の号数について
まず【1.5】の部分ですが、これは竿の硬さを号数で表したもので、1.5号を意味します。
この数字が大きくなるほど竿は硬くなり(強くなる)、数字が小さいほど竿は柔らかくなります(弱くなる)。
より大物を狙うのであれば号数の大きい硬い竿を選択する必要があります。
基本的に竿というのは、使用するハリス(釣り針に直接結ぶラインのこと)に合わせた硬さを選ぶのが原則となっています。
上記の例では、最低1.5号のハリスを使用できる硬さに設定されているということです。
これよりも太いハリスを使うことは可能ですが、逆にこれより細いハリスを使うと、ハリスの強度に対して竿の柔軟性が足りずに、切れてしまう確率が高くなります。
初心者にオススメの号数
そして、これからクロダイ釣りを始める方にオススメの竿の号数はズバリ「1.5号」です。
これより弱い号数だと魚を強引に引っ張り上げるのには少々頼りなくなってしまいます。
逆にこれより強い号数だと竿自体の重量が重くなってしまい(号数と重さは比例します)疲労感に直結しますし、クロダイ釣りには少々オーバースペックになってしまいます。
1.5号の強さがあれば、大抵のクロダイは問題なく釣り上げることができますし、不意にメジナなどのパワーのある魚が掛かったとしても安心してやり取りができます。
竿の長さについて
続いて竿の長さについてです。上記の例でいうと【53】の部分です。
これは5.3メートルを意味します。仮に【50】と表記されていれば5.0メートルですね。
フカセ釣りでは磯竿と呼ばれるジャンルの竿を使用します。磯竿のほとんどがこの5.3メートルか5.0メートルです。
初心者にオススメの竿の長さ
そして僕の推奨する「全誘導沈め釣り」では5.3メートルの長さをオススメします。
理由は2つ。
1つ目は、海中の障害物をかわしながらやり取りしやすいことです。
クロダイ釣りでは、防波堤のテトラ帯を釣り場にするなど、障害物が自分の釣座(立ち位置)より前方に沈んでいるポイントが多いです。
そういったポイントでは、掛けた魚が障害物の中に潜って逃げ込まないよう竿を操作するため長い竿のほうが有利になります。
2つ目は「全誘導沈め釣り」では、竿先を海面に突っ込む必要があるため、竿が長いほうが単純に便利です。釣座から海面までの距離がある釣り場では、短い竿ではそもそも竿先が海面まで届かないといったことも考えられますからね。
オススメの釣り竿はこれ!ダイワ インプレッサ 1.5−53
ここまでで、基本的な竿の知識を習得していただきました。
「それで結局何を買えばいいの?」
「オススメのスペックはわかったけど選択肢が多すぎる…」
ということで、僕がオススメする竿をご紹介します!
それはこちらです↓
なぜこの竿がオススメかというと、実際に僕が今でも現役で使っているからに他なりません。
購入して5年以上経過していますが、これまで何匹もこの竿でクロダイetc…を釣り上げてきました。
耐久性も問題ありません。性能的にもこの価格帯で十分な性能を有しています。
「なるべく安価で良いものを」という僕のコスパ主義にもピッタリ一致します。笑
もちろん釣り自体が完全に自己満足・趣味の領域ですので
「ダイワよりシマノがいい!」
とか、
「お金はあるからもっと高くて良いものを!」
という方も当然いらっしゃると思います。
でも、まだフカセ釣りを楽しんだことが無い人にとっては、基準となる竿が無いと選びようがないんですよね。
「今よりもう少し」軽い竿が良いな・・・
とか、
「今よりもっと」張りがある竿が良いな・・・
などなど。
なので、道具を選んでる時間がもったいないという方はもちろん、とりあえず最初の一本は僕に言われるがままに買っていただき(笑)早々に釣りに出かけましょう!
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